4月の読書 あれこれ [本]

4月も本は読んでいます。

テレビドラマの前クールで放映されていた「隠蔽捜査」の著者である
今野 敏の本を初めて読んでみました。
もちろん「隠蔽捜査」が面白かったからです。
「ST 警視庁科学特捜班」という警察小説です。
シリーズの第1作です。
多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称STの話です。
猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの二枚目青山は一人
これに異を唱えます。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、
追い詰められた犯罪者の取った行動などなかなか面白い・・・
メンバーが個性的で素敵だし・・・
続きを読まなくては・・・
ST.jpg

誉田 哲也作品を2冊読みました。
1冊は誉田作品史上もっともハードな警察小説である「ハング」
警視庁捜査一課の堀田班は、宝飾店オーナー殺人事件の容疑者を
自供により逮捕しましたが、公判では自白強要があったと証言され、
翌日、班の刑事の一人が首を吊った姿で見つかります。
そしてさらなる死の連鎖が…。
こんなに死んでいいのというほど人が死にます。痛い。。。でも面白いです。。
ハング.jpg

もう1冊は「ヒトリシズカ」
綺麗な題目ですが、内容は怖いです。
第一章「闇一重」で幕を開きます。
男が拳銃で撃たれて死亡し、犯人逮捕が間近となった矢先、司法解剖をした
法医学者から連絡が入ります。心臓に達していた銃弾は、一度止まってから
また動いた・・・・・
第二章 「蛍蜘蛛」で驚愕、第四章「罪時雨」で唖然、最終章「独静加」で・・・
ヒトリシズカ.jpg

最後は明るい本の紹介です。
奥田英朗作「真夜中のマーチ」
この著者は「最悪」のようなサスペンスの重たい本も描きますが、
一方で「町長選挙」や「空中ブランコ」など痛快コメディのような本も描きます。
今回はコメディ系です。
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会います。
財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、
わけありの現金強奪をもくろまますが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまいます。
それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円を
ターゲットに完全犯罪を目指し・・・・・
真夜中のマーチ.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。