みをつくし料理帖  特別編 [本]

10巻まで読んだ後に特別編をNさんにお借りしました。 みをつくし料理帖特別編.jpg 澪さんが大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語です。 店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。 澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った 「涼風あり」。 あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋(しゅう)燕(えん)」。 澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。 この4話からなります。 相変わらず心温まる物語です。
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