東野圭吾 手紙 [本]

職業訓練所で、席がお隣になった女性が昼休みに
本を読んでいたので、「本好きなの?」と話しかけてみたら
東野圭吾さんの本を通学時に読んでいると言われました。

ドリーは大好きな大沢在昌さんの「新宿鮫」1冊目と浅田次郎さんの
「プリズンホテル」夏秋冬春の4冊を貸しました。
「プリズンホテル」はすごく気に入ってくれて4冊とも読んでしまって
もう返してもらいました。

ドリーは東野圭吾さんの「手紙」「変身」「マスカレードホテル」
を貸してもらいました。「手紙」と「変身」は昔読んだと思うのですが
ところどころ忘れているのでもう一度読むことにしました。
「マスカレードホテル」は来年木村拓哉さんと長澤まさみさんで
映画化される作品です。

手紙.jpg

まずは「手紙」を読みました。
犯罪加害者の家族の話です。犯罪が、被害者や加害者だけではなく、
その家族にまで及ぼす悲しい話です。
武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で
思いもかけず人を殺めてしまいます。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、
獄中から手紙を送り続けます。
一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」という
レッテルによって、その手をすり抜けていく直貴です。
ちょっと、いやかなり悲しいお話でした。
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