村上海賊の娘 [本]

第35回 吉川英治文学新人賞と 第11回 本屋大賞をとった作品です。
和田 竜さんの作品です。
会社の同僚U君に借りました。

和田竜さんの作品は「のぼうの城」があります。
その後、和田さんは四年間をこの一作だけに注ぎ込んだそうです。
村上海賊の娘.png

和睦が崩れ、織田信長に攻められる大坂本願寺。
毛利軍は海路からの支援を乞われますが、支援するかは「海賊王」と呼ばれた
村上海造の長、村上武吉の帰趨にかかっていました。
その長の娘の景が船で難波へむかいます。
織田家に味方する泉州海賊との度肝を抜く戦いの幕が切って落とされました。
第一次木津川合戦の実際の歴史上の戦いです。

で、娘の景の強いことったらありません。
上巻の100ページ位まで瀬戸内海の村上海賊の説明で、読んでいて
退屈で、なかなかページが進みませんでした。
U君に「早く読まないと映画化されちゃいますよ。」とまで言われてしまいました。

ところが戦いが始まると面白いこと、面白いこと
U君にいわく「バイオハザードですよ。」
ところがその海での戦いが息もつけないほど
そこからはどんどん読み進んできました。
読破した時の満足感は最高でした。。。

最近読んだ本の中では一番面白かったかも・・・
歴史物もいいなあ・・・と思いました。
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